編集長コラム「金曜日から」 編集長のコラムを公開しています。

『夕凪の街 桜の国』を観て思う戦争責任

 批判的な声をいくつか聞いた上での試写会だった。『夕凪の街 桜の国』は「広島のある 日本のある この世界を愛する すべての人へ」という字幕から始まった。こうの史代さんの原作は、手塚治虫文化賞新生賞を受賞。監督は『半落ち』の佐々部清さん。俳優も粒ぞろい。期待にたがわぬ「いい映画」だった。

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