「命」が無視され、粗末にされた07年。来年は「命」の復権を
2007年12月21日9:00AM|カテゴリー:一筆不乱|北村 肇
アスファルトの上に落ちた枯れ葉を見ると、神経がざわざわする。人間に車に踏みしだかれ、魂までこなごなになり消滅する。「一粒の麦」ではない、たった一枚の枯れ葉でも、土に還れば新たな生命へとつながるのに、コンクリートやアスファルトはそれを拒否するのだ。だれがこんな世界を良しとしてきたのか。
2007年12月21日9:00AM|カテゴリー:一筆不乱|北村 肇
アスファルトの上に落ちた枯れ葉を見ると、神経がざわざわする。人間に車に踏みしだかれ、魂までこなごなになり消滅する。「一粒の麦」ではない、たった一枚の枯れ葉でも、土に還れば新たな生命へとつながるのに、コンクリートやアスファルトはそれを拒否するのだ。だれがこんな世界を良しとしてきたのか。
2007年12月14日9:00AM|カテゴリー:一筆不乱|北村 肇
「子どもが小さい大人」なのか、「大人が大きい子どもなのか」。欧州では前者のとらえ方が主流らしいが、日本は異なる。「中身は子どもの大人」が「大人である子ども」を奴隷として扱う。親は子どもが「所有物」かのように自分の敷いた路線を押しつけ、学校ではひたすら「命令に従う」ことを児童・生徒に無理強いする。
2007年12月7日9:00AM|カテゴリー:一筆不乱|北村 肇
昭和30年代ブームが続く。もろにその世代の私だが、「あのころはよかった」という懐古趣味に耽りたくない。どうせ悪知恵にたけた人間がブームの背後にいるのだろうから。「貧しくても家族団らんが一番の幸せ。だから格差社会批判は的がずれています」。それこそ、意図的に問題をずらしたごまかしだ。