グローバリゼーションの正体は、支配者と被支配者の二重構造
2008年4月25日9:00AM|カテゴリー:一筆不乱|北村 肇
人間は例外なく「善」と「悪」を備え持つ。だから私利私欲に走ることもあるが、惻隠の情に突き動かされることもある。人間という存在は、分裂と矛盾そのものだ。歴史をみても、20世紀は第二次世界大戦の惨禍を経験し、理性とか啓蒙とかが、幾ばくかは重視された。だが21世紀はそれらが後景に追いやられ、かわって「欲」が支配する。
2008年4月25日9:00AM|カテゴリー:一筆不乱|北村 肇
人間は例外なく「善」と「悪」を備え持つ。だから私利私欲に走ることもあるが、惻隠の情に突き動かされることもある。人間という存在は、分裂と矛盾そのものだ。歴史をみても、20世紀は第二次世界大戦の惨禍を経験し、理性とか啓蒙とかが、幾ばくかは重視された。だが21世紀はそれらが後景に追いやられ、かわって「欲」が支配する。