ベーシック・インカムが日本に幸せをもたらす
2009年3月6日9:00AM|カテゴリー:一筆不乱|北村 肇
横文字のまま一般化する言葉がある。理由は様々だが、プレカリアートとベーシック・インカムについては、はっきりしている。置き換える日本語がなかったというより、「意味すること」そのものが、遠い世界の出来事だったのだ。後者で言えば、日本では「働かざる者(資本家ではなく、なまけ者の意)が食う」ことは、「あり得ない」とされてきた。すべての人に一律に現金を支給する制度など、まったく思いつきもしなかったのだろう。