特集の「ぶざまな菅政権」とは、辛辣な表現である。
2010年11月26日9:00AM|カテゴリー:編集長後記|平井 康嗣
編集長後記
特集の「ぶざまな菅政権」とは、辛辣な表現である。しかしながら、菅政権になって以降、民主党政権には感心しないことばかりなのだから、しょうがないだろう。
ただ、柳田法相の傲慢な失言や仙谷官房長官の“知性” を垣間見た暴力装置発言などでああだこうだとバカ騒ぎをするつもりはない。野党やメディアに便乗すれば“予算委員会無駄遣い罪”の共犯になるだけだ。彼らの習性としてともかく “クビ”をとるまでしつこく追及を続ける。次は任命責任者の「何もせん菅ナオト」か、官房長官か。蒸し返すが、予算委員会では本筋ならば防衛大綱や八ッ場ダムなどの大きな政策や予算についてこそ大いに議論されるべきである。
さて民主党が国会運営に苦しむ中、急浮上しているのが民公連立の噂だ。先週号で掲載した井上義久公明党幹事長インタビューを精読しても、民主と組むことは十分ありうる。両党とも沖縄知事選でも実質的に現職支持とみえる。永田町よりも沖縄が気になってくる。 (平井康嗣)