七月一六日のさようなら原発10万人集会には、『週刊金曜日』は、編集部に業務部も参加して、メッセージのチラシを配った
2012年7月20日9:00AM|カテゴリー:編集長後記|平井 康嗣
七月一六日のさようなら原発10万人集会には、『週刊金曜日』は、編集部に業務部も参加して、メッセージのチラシを配った。
次々と訪れる熱い読者の方々と話もできて、ひととき楽しかった。
さて、民主党の大臣が最近、民放に生出演している姿が目につく。
どんなコメンテーターよりも大臣の生出演はテレビ局にとって美味しい。
これで懐柔されるとは思わないが、メディア戦略を政権はかなり意識し始めているようだ。
七月一一日、一〇〇兆円の日本再生戦略の原案をまとめたという古川国家戦略担当大臣がテレビ東京系に出演。
一六日にはフジテレビに野田首相が生出演。警察も介入し始めたいじめ問題について「いじめている子がいるとすれば、その行為はひじょうに恥ずかしい行為である。卑劣なことである」と語った。
マニフェストにないことばかり実施する首相は、原発再稼働や消費増税について国民や住民だけでなく、党所属の国会議員すらも無視している。
学校ではこのような「無視」も「いじめ」という。
(平井康嗣)