自民党は与党というメッキがはげかけると、とたんにその本質をさらけ出すようだ。
2013年4月26日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|平井 康嗣
編集長後記
自民党は与党というメッキがはげかけると、とたんにその本質をさらけ出すようだ。
最初に愕然としたのが、民主党に政権交代する直前の中傷ビラだ。二〇〇九年八月、「民主党 これが本性だ!」などというビラを全国で大金をかけてばらまいたが、これでだれが共感するのかと、ビラと政党の質の悪さに唖然とした。結局今は「札」がつくビラをばらまいて、支持率を得ているが。次は昨年四月(野党時代)に作成・発表された憲法改正草案だ。私が指摘するまでもなく、数度に及ぶ改正案にくらべると品格のなさが目につく。日本国憲法というベースがあっての改正案だから、あの程度ですんだが、ゼロから彼らに憲法をつくらせていたら、もっとわかりやすい(とんでもない)ものに仕上がっていただろう。国際社会で日本が恥をかかないためにも草案には反対する。
さて告知です。おかげさまで一一月二日に『週刊金曜日』二〇周年編集委員講演会を日本教育会館(東京)で開催する運びとなりました。詳細は後日また、です。 (平井康嗣)