小誌に共鳴してくれるのか、創価学会員の読者の方も少なからずいらっしゃるようだ
2014年7月4日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|平井 康嗣
編集長後記
「平和」や「人権尊重」を掲げている小誌に共鳴してくれるのか、創価学会員の読者の方も少なからずいらっしゃるようだ。今週号も集団的自衛権に関して学会員の方から投書も頂いている。
そんな小誌は1999年10月22日号に「平和と人権を捨てる創価学会」という特集を組んで、創価学会と公明党を批判したことがある。理由は、「国旗国歌法」「組織犯罪対策三法」「住基ネットワーク導入の住基法改正」など、自由や憲法をないがしろにする悪法を公明党が自民党と組んで成立させていったからである。公明党と学会の深い関係についても言及している。
そしてこの日本国憲法の軽視が、いよいよ改憲手続きまで無視する集団的自衛権の解釈改憲を自公政権になさしめた。平和や人権は掲げたら、下ろしたり、また拾ったりする、安直なものではない。そのことを学会員のみなさんこそ、身にしみてわかっているはずではないか。だからこそ公明党が学会防衛のために自民党の暴力に屈したとすれば情けない。 (平井康嗣)