オスプレイ
2017年2月10日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|小林 和子
漂着したオスプレイの飛行マニュアルをめぐる新藤健一さん執筆の2回にわたる記事を、これで無事にお届けできることになった。
私自身、この記事でいろんなことに合点がいった。乗組員に課せられた水中での脱出訓練のビデオもユーチューブで見た。機内に水が入り込んでくるときの緊張感は見ていても伝わる。脱出訓練は十分な明るさが確保されているが、漆黒の闇のなかだったらどうだろう。
これほど過酷な任務を乗組員に課すオスプレイが国内を飛び回ることに、あらためて恐怖を覚える。それだけではない。これらを総動員した演習が日本国内で展開されていても、それを私たちが知らないことに愕然とする。
先日の大学入試センター試験の英語リスニング時、会場の一つ琉球大学付近をオスプレイを含む米軍ヘリが飛行したという。騒音レベルは地下鉄の車内レベル以上とか。
今月16日19時から、東京・神保町の「ブックカフェ二十世紀」で新藤さんによる緊急報告会が開かれる。興味のある方は是非!