都議会選
2017年7月7日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|小林 和子
選挙カーから名前を3~4回連呼し、「覚えてください」と要請していた私の地元候補者は、2日の都議会選で当選。飛ぶ鳥を落とす勢いの「都民ファースト」さん所属だから。その「都民ファースト」は早々に小池知事が代表を降板。新代表があのごりごり右翼の野田数氏というから恐ろしい。
一方、この選挙でお仕置きをうけたはずの安倍政権は、改憲に向けた行程を変えないと表明している。自民党としても安倍晋三首相をひきずり降ろすよりも、積年の悲願である改憲の機会を逃すまいということになるのか。そんな打算を打ち砕く運動がひろげられたらいい。国政レベルで自民党の受け皿となる野党の連携を急げ!
先週号の読売特集は、”巨人に挑む一寸法師”というたとえもいただいた。反響は上々。”蛮勇”を振るったつもりだが、表紙のタイトルが凡庸というお叱りを受けた。実は批判は予想されていたが、特に今回は表現に慎重さを心がけた。とはいえ次回は、もっとキャッチーなタイトルを心がけたい。