17歳最後の贈り物
2019年4月26日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|小林 和子
衆院沖縄3区補選で屋良朝博さんが島尻安伊子さんを破り初当選を果たした。本誌でも執筆いただいたことがある屋良さん。その抜群の調査能力に期待したい。同じく大阪12区では、共産党を離れて宮本岳志さんが捨て身の出馬をしたが、及ばずだった。結果を受けて挨拶した宮本さんのすがすがしいこと。ボランティアが全国から1000人集まったというのも頷ける。これは終わりではなく、何かの始まりに違いない。宮本さんの1日も早い国政復帰を願う。
投票日、外に出がけに手紙入れから入場券をとったら、17歳の子どもあてにも来ている。「えーっ、ホント?」。驚きつつも本人はまんざらでもない様子。予定がなかったはずなのに意中の人はすでにあって、迷いなく投票をした。
子どもの誕生日は翌日。選管に確認したが、民法上は1日前に誕生日を迎えることになっているから、なのですね。「17歳最後の贈り物」となったが、本人は何と理解しているのだろう。学校でいい加減なことを言ってなきゃいいけど。