新型コロナのワクチン
2020年12月18日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|小林 和子
新型コロナの感染拡大がとまらない。私もつい先日PCR検査を受けた。身近なところに危険があることを認識。
ワクチン接種が各国で始まっている。医療関係者向けの情報提供サイト「ケアネット」で会員医師1000人に新型コロナのワクチン接種に対するアンケートを実施し、その結果を11月に公表した。ワクチンが接種可能になった場合、接種したいという人が61・2%、したくない人が38・8%だった。
インフルエンザワクチンについては89・9%の人が毎年接種と回答していることを考えると、新型コロナのワクチンについては慎重な人が多いという印象だ。
東京五輪代表の新谷仁美選手は、ワクチン接種について「正直打ちたくないと思っている」「体調管理を大事にしている。今の対策をしっかりして臨みたい」と会見で発言している(『東京新聞』12月6日付)。
正しい情報提供をうけ、あくまでも個人が判断をすべきというのはいうまでもない。ワクチン以前に政府の対策全般が疑問だらけだから、正直不安だ。