自由な風の歌
2021年7月30日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|小林 和子
東京五輪は強行突破で開催されたが、東京はいまもさまざまな行事が緊急事態宣言下で開催困難な状況だ。
今週号「言葉の広場」欄に投稿された安並真智さんは、「愛と平和を歌う」神奈川・川崎の合唱団で活動をされてきた。この7月、1年半ぶりに無観客ながらマスクをつけて舞台に立った喜びを綴られていた。
本誌で毎年紹介している、「君が代」の伴奏や斉唱を拒否した都立高校の教員を支援するための「コンサート・自由な風の歌」。1年ぶりの今年は9月17日18時~、杉並公会堂大ホールで開催される予定だ。恒例の「自由な風の歌合唱団」も結成された。
緊急事態宣言により練習を中止しながらも、最後の4週間の追い込みで歌えるようにチャレンジするようだ。崔善愛編集委員のピアノや飯村孝夫さんのバリトンなどが聞ける。飯村さんが前回歌われた「ケ・セラ」などのメドレーは観客席で聞いた。あのしみじみとした味わい、今も胸に残っている。
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