これから四年は自公政権が続く
2013年1月11日9:00AM|カテゴリー:編集長後記|平井 康嗣
これから四年は自公政権が続く。あの安倍政権だ。
二〇〇六年発足の第一次安倍政権は教育基本法を改定し、憲法改正国民投票法を成立させ、朝鮮への態度を強硬化させた。
在日韓国人の多い山口県下関を地盤とし日韓関係を重視する首相は、それゆえか在日朝鮮人に異常に不寛容である。
自由(主義、リベラリズム)を党名に掲げる自民党は本来、リベラルのはずだ。
しかし同党憲法改正案を見ると今やこの思想と相反する。
総選挙後永田町ではリベラルの影が薄くなった。
言葉の意味は変わるものだが、私は個人を大切にするリベラル思想の真髄は「寛容さ」だと理解している。
これは政治や経済において必須の気持ちのはずだ。
さて一九九三年一一月に創刊した本誌はおかげさまで今年二〇年を迎えます。
本誌がなんとか生き延びていられるのも、エンターテインメントや宣伝記事よりも社会に杭を打つ硬派な記事を載せる雑誌が日本に必要であると思われ続けているおかげなのでしょう。
期待に応えられるよう、励みます。