辺野古を訪れた
2017年5月12日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|小林 和子
護岸工事が強行されている沖縄・辺野古を訪れた。当日5月4日は連休中とあって、工事がストップしていたものの、テント村では4764日目の座り込みが続いていた。
鈍い音が時折ズドーンとあたりに響く。米軍基地内の廃弾処理か?「日本の休みは関係ないので、朝から実弾演習をしています」とテント村の方が教えてくれた。警戒船が出ていたものの海はのどか。太陽に灼かれながら美しい砂浜でしばらく遊んだ。
前日は那覇ハーリーで、おめあてのチームの応援で声を張り上げた。昔ながらの爬龍船を漕いで速さを競う行事だ。この時期、各地で開かれる。辺野古は先月28日だった。『琉球新報』によると「米軍や沖縄防衛局も出場して和やかな雰囲気」だったようだが、「今年が最後のハーリーになるかもしれない」とある。ハーリー会場がブロックの製作および仮置きをする作業ヤードにあたるからだ。そうはさせまいとする闘いがつづく。
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