選挙報道
2017年10月6日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|小林 和子
10日の公示を前に、情報が日々入り乱れ、状況が刻々と変わっていく。週刊誌というメディア特性をどう生かして選挙の誌面を作っていくか、本誌編集部もいま汗を流し、頭を悩ませている。
1日は東京・新宿で行なわれたデモに参加した。市民も政治に声をあげようと企画された。参加者は1500人。枝野幸男議員と山添拓議員も駆けつけた。枝野議員は「社会の軸となるべき基本は守る。もう少しお待ちください」とスピーチ。その言葉通り翌日「立憲民主党」結党を表明。
デモの途中、右翼の街宣車と鉢合わせし、罵声の連呼を浴びた。すごい騒音なのだ。私の前に1歳のお子さんが抱っこされていたので怖がらないか心配したが、スヤスヤ眠り続けている。「この時間、おやすみタイムだから」と母親は笑っている。大物だ。
一つ嬉しかったのは、「resist」と大書されたプラカード。そこに添えられていたのが、ドクロではなく、笑っている人の顔だったのだ。
しばらく選挙報道が続く。