政治家と理想
2019年5月24日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|小林 和子
山本太郎議員の取材は4月26日14時スタート。ところが当日の午前中、時間を前倒しにしてほしいとの連絡があった。小沢一郎代表との面談日程が急遽入ったとのこと。「エエッ」と私は焦ったが、聞き手の藤田正さんはぜ~んぜんうろたえるそぶりなし。ベテランだから。そこら辺もちゃんと見越して準備をされているというわけ。
小沢代表との面談は自由党に離党届を出すためだった。でも党自体「解党した」ので届の行き場がなくなったという。ともあれ新党「れいわ新選組」が始動して、山本さんは全国行脚中。テレビ番組のコメンテーターが〈できないことを公言してる〉と山本さんを罵っていた。政治家が理想を語って何が悪いんよ?
最近発表された共同通信社による世論調査では、安倍内閣の支持率が依然50%を超えていた。絶望的な気分になる。一方、新党には5月20日時点で1億1215万円の寄附金が集まったことを知る。「いけるかも」と気を取り直す。私、ちょっと素直に反応しすぎかも。