編集部へのエール
2020年6月12日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|小林 和子
一時期、都内でも朝夕の空気が新鮮に感じられたが、人混みや往来が戻るにつれ、そういった感覚もなくなりつつある。
だが、行き帰り、自転車通勤の人を以前より多く見かけるようになった。区で貸し出す自転車を利用する人も多い。この動きは一時的なもの? それとも定着するのか、私には想像もつかない。
コロナ禍で各地にある金曜日の読者会も開催がままならない。だが、可能な形で継続されている会もある。週刊金曜日を応援する会・神奈川の厳しい5月15号への感想、北多摩(東京20区)読者会の変革の意欲に満ちたアピール文(5月22日号に抜粋を掲載)などなど、部内でも問題意識を共有させてもらっている。
6月4日には、オンラインでの読者会に参加させてもらった。室蘭、東京から東濃へ!、関門・北九州など各読者会の方と繋がった。みなさん各地で現場を持って活動されていて話題が尽きない。読者に阿ることなく「正々堂々と」──編集部へのエールとしてしかと受けとめたい。