怒りが募る
2021年1月22日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|小林 和子
鼻出しマスクで、先週末実施された大学入学共通テストの受験生が成績無効になったという。状況はわからないが、続報によるとその後、さらに残念な展開になってしまったようだ。別室での受験とかですめばよかったのだが。
国会では新型コロナ対策として、新型インフルエンザ等対策特別措置法、感染症法などの改正案が審議される予定だが、強権的なものを感じている。感染者が入院することもかなわない現実があるのに、入院拒否で懲役刑や罰金? 十分な補償がなされたとはいえないのに、知事の命令に違反した事業者に過料?
今週号でジャーナリストの永田政徳氏が書かれた「『選挙の顔』は菅首相でいくのか」を読むと、めらめらと怒りが募る。自らの利権者の利害を優先して感染を拡大させた人間にはおとがめなしで、市民には厳罰でのぞむなんてことが許されるのか、と。
先日、来客があった。ノーマスクだったので(失礼ながら)ギョッ。会社のマスクを早速お渡し、つけていただいた。一件落着。