編集長コラム「金曜日から」 編集長のコラムを公開しています。

和歌山読者会

 2月3日、和歌山に読者会が発足した。発行人・社長の植村隆と共に、第1回の会に参加した。驚いた。なんと参加者は県外の人と私たち2人を含め29人。編集長になってから、できるだけ各地の読者会にお邪魔するようにしているが、これまで参加した中では最高の人数だ。

 会やその後の懇親会で、たくさんの人と話した。本誌への期待をひしひしと感じた。課題となる話も聞いた。ある方は、「ちょっと難しい。もう少しわかりやすく」。「一つのテーマをもっと深掘りしてほしい」という意見もいただいた。どちらも実践していかなければならない。わかりやすい内容で、かつ一つの問題を深掘りすること。

「いつも本誌の読者会欄を読みながら、和歌山にもできたらええなーと思っていたから、とてもうれしかった」という元教員の方もいた。いろいろと大変なことも多い毎日だが、読者から力をもらった。『週刊金曜日』がみなさんをつなげる一つのツールになってくれれば、こんなにうれしいことはない。(文聖姫)