編集長コラム「金曜日から」 編集長のコラムを公開しています。

川崎市ふれあい館で

 モモ(ネパールのミートパイ)、エンパナダ(ボリビアの揚げ餃子)、水餃子(中国)、ガパオライス(タイ)……。日本人と在日外国人が相互にふれあいをすすめることを目的とした川崎市ふれあい館。ふれあいは互いの歴史・文化を理解するところから、というわけで先月祭りがあった。館内は先にあげた多文化料理や、子どもたちが自分で制作した作品を販売するコーナーなどがあり、人でいっぱい。

 名物だという「多文化衣装コーナー」では、フィリピン人家族がチマチョゴリを着て撮影中だった。小さい女の子がかわいい。私も着させていただき写真を撮ったが、誌面で披露できないのが残念(笑)。

 少し辛みがあっておいしかったのがフィリピンの人気料理の一つ、パンシット・ビーフンだ。売り子の少年に料理の感想を伝えに行くと、困ったような顔。友人が通訳すると笑顔を見せた。今号の特集では金井真紀さんが「難民・移民フェス」を紹介。ぜったいたのしいし、おいしいだろうな〜。次回は参加したい。(吉田亮子)