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大飯原発再稼働絶対阻止! ハンスト宣言(全文)
2012年4月17日7:03PM
4月17日から東京・経産省前のテントひろばではじまったリレーハンストの宣言は下記の通り。(伊田浩之・編集部)
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大飯原発再稼働絶対阻止! ハンスト宣言
野田政権はインチキなインスタント安全基準をもって、大飯原発再稼働に踏み切ろうとしている。まず再稼働ありきで、そのごり押しのために安全性をでっちあげるという、無責任かつデタラメ極まりない暴挙である。福島原発事故を引き起こすまで繰り返されてきたウソ・偽り・誤魔化し、隠蔽とねつ造がふたたび繰り返されている。福島原発事故は未だ収束せず、事故原因も究明されず、おびただしい放射能被災に福島の人々が苦しみ続け、汚染は東日本全域に広がり、脱原発への思いが日本列島に高まる中で、民衆の議論も新組織「原子力規制庁」の発足も待たずに四閣僚が強行しようとするこの決定は、絶対に許すことのできない重大犯罪である。
だが、3・11を経て人々はこのような欺瞞にもはや騙されはしないし、従うこともしない。なぜならそれはこの国の、そして全世界の人々の命に関わるものであることを知っているからである。
私たちは今、私たちの持てる全てをつぎ込んで再稼働を阻止するため、来たる4月17日(火)より原発ゼロ実現の5月5日までを第1次行動として、集団的完全ハンストを決行する。今こそ命の叫びを上げるときである。
経産省前テントひろばは脱原発テントとして、脱原発を求める全国―全世界の人々の交流拠点、意志表現の場として、政府・原子力ムラに対決してきたが、それは今、集団的ハンストによって再稼働を阻止する更に大きな塊りとして登場する。福井の中嶌哲演住職の断食を起点とし、福島の女たちによって受け継がれたリレーハンストは全国に広がり、この集団的ハンストへと合流する。
これまでこのテントに共感を寄せ、交流し、支えて下さった全国の人々に呼びかけたい。経産省前での集団的ハンスト行動に結集し、参加し、連帯しよう! そして、なんとしても再稼働を阻止し、5月5日を全原発が停止する、脱原発運動の記念すべき偉大な祝日として迎えよう! テントひろばの集団的ハンスト行動はこの時まで止むことはない。
2012年4月17日
経産省前テントひろば