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やめよう自動引き落とし!――原発と値上げに抗議
2012年8月2日2:07PM
原発再稼働を決めた野田政権と東京電力の不透明な電気料金値上げに抗議の意思表示をと、「電気代不払いプロジェクト」がブログで「電気料金の自動引き落としをやめよう」と呼びかけている。「デモに行かなくても一人で毎月抗議できる」その方法とは――。
(1)自動引き落としをやめ「振込用紙払い」に=電気の使用量・領収証に書かれている電話番号に電話し「原発と値上げに反対して」などと伝えながら「振込用紙での支払いに変えます」と言えば、すぐに変更できる。自動振替割引の約五二円がなくなるので、この機会に契約アンペアを下げる手も。
(2)コンビニで払う/ゆうちょATMで一部不払い=期限までに全額振り込むか、もう一歩進めて、ゆうちょATMの金額確認画面で「訂正」を選び金額訂正をし、原発分(約三分の一)や、抗議の「一円不払い」をする。一円不払いは一九七〇年代に故・市川房枝参議院議員が政治献金に抗議して東電に「電気代一円不払い運動」を展開、献金を中止させた経緯がある。
(3)不払いをすると「支払いのお願い」通知がくる=通知に書いてある電気が止められる期日前までに不払い分をコンビニで払う。在宅していれば通知を持ってくる人に直接払うことも可能。一円不払いなら延滞利息はつかず、抗議の不払いということが明確に。
わずか一円でも一万人が不払いをすればその回収のために送金手数料負担、督促人件費なども増え、その額は多大に。反原発の人でも毎月の電気代に上乗せされて徴収されている原発推進のための「電源開発促進税」(標準家庭で月一一〇円)への抗議にもなる。
同プロジェクトを進める「非暴力平和隊・日本」理事の大畑豊さん(埼玉県在住)は「世論調査やデモだけでは私たちの声が届かないようなので、自動引き落としをやめて明確な抗議の声を電力会社に届けましょう!」と話している。
詳しくは http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/ 電気代不払いプロジェクト
(本誌編集部、7月20日号)