【タグ】いじめ|いじめナビ|シノドス|ストップいじめプロジェクトチーム|チャイルドライン支援センター|自殺|荻上チキ
「ストップいじめプロジェクトチーム」立ち上げ
2012年10月30日5:35PM
いじめを苦にした生徒の自殺が相次ぎ、いじめ問題が社会問題化している。解決への兆しさえ見えないいじめ問題に一石を投じようと、「ストップいじめプロジェクトチーム」が結成され、10月5日に東京都・霞ヶ関の文部科学省記者クラブで結成会見が行なわれた。代表は評論家で『シノドス』編集者の荻上チキさん。
プロジェクトは、新たにいじめの相談窓口を設けるのではなく「既存リソースを活用」して、いじめに悩む子どもたちの一助となる環境作りを行なう。
7つの緊急プロジェクトとして、(1)子ども向け“いじめ対策ポータルサイト”「ストップいじめ!ナビ」(2)さまざまな相談機関を簡単に探せる「いじめ相談検索ページ」(3)「いじめを受けたときの対処法Q&A」(4)「あしたニコニコメモ(いじめ&いやがらせ対策メモ)」(5)保護者向け「家庭におけるいじめ発見チェックシート」(6)学校向けに「いのちの生徒手帳プロジェクト」シール案(7)メディア向け「いじめ報道ガイドライン」――が発表された。
プロジェクトメンバーの一人である認定NPO法人チャイルドライン支援センター代表理事の太田久美さんは「大人が本気になれば子ども社会は変わる」と語り、サイトの活用を呼びかけた。
「ストップいじめ!ナビ」http://stopijime.jp
(赤岩友香・編集部、10月12日号)