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被差別部落出身の若者同士の繋がりを
2012年12月17日5:44PM
「週刊朝日の記事読んだ?! 若者と語るメディアの部落差別」が11月25日、大阪府で開かれた。橋下徹大阪市長の人格を被差別部落と結びつけ、双方を貶めた記事について、若者がどう思いどう感じたのかを語るための場にしようという試みだ。存続が危ぶまれている大阪人権博物館を応援するためにさまざまな企画を行なっている「リバティおおさかを応援する!プロジェクト」の主催。
参加者はスタッフも含め約30人。若者と呼べそうなのは4人で残りは若者と話したい中高年だった。部落ならではの美味しい食べ物(かすうどん、さいぼし、煮こごりなど)を食べながらのスタート。さまざまな意見が出されたが、肝心の若者の思いよりも中高年の「忸怩たる思い」が噴出し若者が少し困惑する場面も見受けられた。ほとんど部落問題を学ばなくなっている今、被差別部落出身の若者同士の繋がりも作りにくい。
(1)若者が数人しか来なかったこと(2)若者と中高年との温度差(3)差別の状況――などを考慮すると、従来とはもっと違った考え方や方法で人権問題に取り組む必要があるだろう。
同プロジェクトでは12月9日に「Living Museum!」というマイノリティと対話するイベントを予定している。
プロジェクト http://blog.zaq.ne.jp/20120529r/
(塩安九十九・リバティおおさかを応援する!プロジェクトスタッフ、11月30日号)
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