日本政府のイスラエル支援に抗議のデモ
2014年8月26日7:11PM
イスラエルによるガザ地区への無差別殺戮に抗議する集会・デモが7月25日に東京都内で行なわれ、平日夜の緊急呼びかけに約450人が集まった。
集会では、イスラエルを支援し関係を強化する日本政府への抗議要請書が読み上げられた。日本はイスラエルを支援することにより虐殺に加担しているのだ、との発言も多くあがった。
デモ隊は市ヶ谷駅前を出発してイスラエル大使館近くを通過したが、このところ、同大使館への抗議は「過剰」に規制されている。当日も大使館へ向かう交差点は鉄柵と二重に並んだ警官隊が封鎖しており、抗議のために立ち止まる参加者を警官隊は怒鳴ったり押したりするなど威圧的な態度で制圧した。
その反面、「虐殺やめろ」「ガザに自由を」「パレスチナに平和を」のシュプレヒコールは一段と大きくなった。
デモには雨宮処凛本誌編集委員も参加し、「日本政府に人々の怒りを伝えるためにも声を上げ続けることが大事。イスラエル企業への抗議や、不買運動なども有効」と語った。
呼びかけ人のひとり植松青児さん(安倍のつくる未来はいらない!人々)は「殺戮が起きてから始めたデモなので辛い思いだが、参加者の怒りと熱気には企画側も圧倒された」と話した。
(白田真希 川越・ふじみ野読者会、8月1日号)