再春館製薬所トップがパワハラか
バド部元監督・今井氏による告発文書を入手
週刊金曜日オンライン取材班|2018年5月2日5:39PM
再春館製薬所の所業は「脅し」と取られても仕方のないものだ。
ちなみに今井氏側は取材班に対し、上記の内容について「すべて事実です」としている。
取材班に対して再春館製薬所は次のように回答した。
「今井氏の金銭的不正は確かにあったと考えていますが、現在日本バドミントン協会に告発状を提出し、厳正な処分をお願いしているところですので、詳細に関する質問についてはお答えを差し控えさせていただきます」
「昨年1月に金銭的不正により、今井氏を監督から解任いたしました。本人も不正を認めたことによる解任です。その後、今井氏本人も同意のもと監督復帰に向けた研修プログラムなどを行いました。これは新人や中途社員の入社時に行う研修プログラムをもとにしたもので適正な内容と考えています」
「私どもとしましては、今井氏の監督復帰をめざし、社を上げて取り組んできたことでしたが、今井氏と私どもの見解、認識が相違していることは遺憾に存じます」
なお、前出の「詫びの会」や、西川通子会長とのやりとりについては「社内の個別の事柄であるため回答は差し控えさせていただきます」としている。
今井氏については金銭問題がメディアでクローズアップされている。今井氏はどこかのタイミングで正式に説明することが求められよう。と同時に、今井氏が明らかにした「パワハラ」についても再春館製薬所は確たる対応が求められるはずである。
関連記事: