【続報】
再春館製薬所バドミントン部移籍騒動
“パワハラ”研修レポートと
社長への質問状を全文公開
週刊金曜日オンライン取材班 |2018年5月4日12:47AM
強豪チームである再春館製薬所バドミントン部元監督の今井彰宏氏と元有力所属選手の移籍をめぐってただならぬ事態が起きている。
2018年5月2日に当サイトでは、入手した資料などにもとづき再春館製薬所で起きている移籍騒動の背後で起きていたとされる「パワハラ」疑惑について<再春館製薬所トップがパワハラか バド部元監督・今井氏による告発文書を入手>と題して報じた。
今回、今井氏が再春館製薬所から半年間の「研修」を課された際に自らを反省した直筆の文書、及び、今井氏が西川正明社長にあてた質問状を公開することにした。
今井氏は「研修を終えて」と題された文書を書かされた経緯などについて、西川正明社長あてに質問状を内容証明で送っていたのである。
この質問状において今井元監督は再春館製薬所が「会社への帰属意識」と「感謝」を強要されたことを指摘している。専門外の工場勤務を命じ、「お詫び」を強要するレポートを毎日のように書かせる社員研修が事実だとすれば、あまりにも時代錯誤な社員への洗脳教育、典型的な職場のいじめがあったと言えるのではないだろうか。
2020年の東京五輪も迫るなか、日本の企業スポーツのあり方に一石を投じた、今井元監督の文書をお読みいただきたい。