【タグ】NAJAT|三菱電機|武器輸出反対ネットワーク
三菱電機は武器輸出を止めよ
東京・秋葉原で製品不買運動
杉原浩司|2018年7月5日11:44AM
「このままいけば『死の商人』、三菱電機から買わないで!」――。東京・秋葉原の家電量販店前で6月9日、武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)による不買呼びかけのアピールが行なわれた。
安倍政権が4年前から国策として進めてきた武器輸出が実績ゼロに留まる中、国家安全保障会議(NSC)が3月、タイ軍の防空レーダー入札への三菱電機の参加を承認。年内にも結果が出るとされる。
安倍政権による武器輸出第1号になりかねないこの入札参加は、軍事政権への露骨な武器輸出であり、米国と一体となり進めている中国包囲網づくりの一環である。三菱電機はすでに、武器輸出三原則の撤廃直後にスタートした日英ミサイル共同開発にも参加している。
NAJATは、安倍政権に「武器輸出」の実績を上げさせず退陣させようと、4月23日には東京・丸の内の三菱電機本社とタイ大使館に申し入れを行なった。不買運動についてはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でも呼びかけ。賛同者はツイッターでハッシュタグ「 #三菱電機不買」を。ホームページからは社長あてのハガキを組み込んだアクションシートをダウンロードできる。
NAJATでは「消費者としての『買わない権利』の行使が、武器輸出を食い止める確かな力になる」と訴えている。
(杉原浩司・武器輸出反対ネットワーク代表、2018年6月22日号)
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