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「経産省前テントひろば」で320人超が脱原発の訴え

木村雅英|2018年10月2日10:35AM

司会の木内みどりさん(左)と淵上太郎さん。(撮影/乾喜美子)

「3・11」原発事故からちょうど7年半。東京・霞ヶ関の経済産業省本館前で「9・11脱原発テントひろば記念集会~福島は終ってない!原発は終りだ!」が開かれ、320人超が参加し3時間にわたって経産省の原発推進政策を糾弾した。

木内みどりさんの司会で始まり、まず、主催者を代表して淵上太郎さんが7年半を振り返り経産省の無責任さを批判、「テントひろばは闘い続ける」と力強く挨拶した。ひとしきりの抗議コール後、城南信用金庫相談役の吉原毅さんが「もう原発の時代ではない。再生可能エネルギーの時代だ」と力強くアピールした。

第1部「福島は終ってない」では、子どもを被曝させる飯舘村、オリンピックなんてとんでもない、福島原発被害者1万人以上が訴える30件以上の裁判など、怒りの報告が相次いだ。

第2部「テントひろばは闘う」では、毎日交代で座り込みを続ける12人が7年間続く「テントひろば」の多様な闘いを披露。河合弘之弁護士が「亡国の官庁」経産省の責任を強く問い、落合恵子さん(『週刊金曜日』編集委員)がまだ続く安倍政権を嘆き、あきらめないと訴えた。

第3部「原発は終りだ」では、反原発運動を展開する8団体がいまだに民意を無視して原発推進政策を続ける経産省を糾弾。「脱原発」「東海第二運転延長反対」の訴えが夜空に響いていた。

(木村雅英・経産省前テントひろば、2018年9月21日号)

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