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米軍キャンプ・シュワブ核兵器部隊施設を大規模改修 
どうなる辺野古新基地

新藤健一|2019年4月8日3:24PM

Google Earthで閲覧できるキャンプ・シュワブの衛星写真。駐車場には大型トラックが止まり、緑の芝生は重機で剥がされ、核兵器取り扱い専門部隊の地下室は大量の土砂で埋め戻され、一部はブルーシートで覆われている。上が第2ゲート。(Google Earth)

政府は3月25日、名護市辺野古の新区域で土砂を投入した。その一角にある米海兵隊キャンプ・シュワブで核兵器を取り扱う専門部隊の施設「1001」棟が大掛かりに改修されていることが明らかになった。衛星写真を閲覧できるソフト「Google Earth」で画像を精査した結果わかった。

1001棟は県道329号に面したキャンプ・シュワブ第2ゲート近く。一見、普通の駐車場にしか見えないが、周囲に建物はない。隣の芝生の一隅には換気口や小さな細長い階段があり、施設は芝生下にある。ここが核兵器取り扱い専門部隊が常駐する地下室だ。

衛星写真は鮮明。駐車場には大型トラックが止まり、隣にあった緑の芝生は重機で剥がされ地下室は黄土色の土砂で埋め戻され一部はブルーシートで覆われている。

キャンプ・シュワブや北隣の辺野古弾薬庫にはフォールアウト・シェルター(放射性降下物避難壕)を含む核関連施設がある。

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