フリーランスの実態調査
6割超がハラスメント被害
2019年9月22日7:00AM
俳優やアナウンサー、ライターやテレビディレクターなど、会社などの組織に所属せず「フリーランス」として働く人の61・6%がパワーハラスメント、36・6%がセクシュアルハラスメント経験があるということが、日本俳優連合、日本マスコミ文化情報労組会議内組織のMICフリーランス連絡会、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の調査でわかった。9月9日、調査結果は厚生労働省の労働政策審議会に提出。翌10日、同省で記者会見が行なわれた。
アンケート記入者は1218人。ハラスメントの内容で多かったのは、「精神的な攻撃(脅迫・名誉棄損・侮辱・酷い暴言等)」で59・4%。「過大な要求(不要・遂行不可能なことの強制)」は42・4%、「経済的な嫌がらせ」は39・1%だ。