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11・3憲法集会、国会正門前に約1万人が集結
薄井崇友|2019年11月22日4:45PM
中盤、韓国で歌われている新曲「ノー・アベソング」の日本語版を歌い「アベ政権ノーノー・改憲発議ノーノー」と合唱した。
韓国から参加した市民団体代表のパク・ソグンさんは、1965年に日韓両政府が締結した、元徴用工問題などが関わる日韓基本条約や日韓請求権協定は「すでに死に体だ」と指摘したうえで「私たちは軍事同盟ではなく、平和の連帯で新しい日韓関係をつくらねばならない。安倍政権は支持率維持のためにヘイトスピーチなどで嫌韓をあおり、軍事大国化を進めようとし、平和に向かう東北アジアに逆行している。日韓市民の連帯で安倍政権は退陣へ!平和憲法を守ろう」と訴えた。
国際基督教大学特任教授の千葉眞さん(安全保障関連法に反対する学者の会)は9条改憲反対の立場から、「近年の問題は軍拡だ。安倍政権は世界で8番目6兆円の防衛予算だ。12月の中期防衛計画では5年間で10兆円を超す。これは軍拡でしかない。憲法9条は我々に軍縮を求めている。今の6兆円を半額にし、3兆円で国内外の災害救助や教育を受けられない家庭を支援すべきだ」と述べた。
福島みずほ(社民党)、穀田恵二(共産党)、逢坂誠二(立憲民主党)の各野党国会議員も登壇し安倍政権の問題点を指摘した。
北原みのりさん(作家)、山本隆司さん(辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議事務局長)ら多数の市民代表もスピーチした。
主催者代表が行動提起をし、参加者全員でコール「9条改憲許さない」を国会周辺に響かせた。
(薄井崇友・フォトジャーナリスト、2019年11月8日号)