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臨増「まるごと山本太郎」
ぜひ書店でお求めを!
植村隆|2020年1月13日12:31PM
注目記事が満載
目次を見れば、山本さんの考えがわかる。
▽フォト・ドキュメント「政治をひとびとに取りもどす」
▽街頭記者会見「れいわが始まる 生きてるだけで価値がある」
▽単独インタビュー(聞き手は中島岳志・本誌編集委員)「地獄を作り出せるのが政治なら、その逆を作り出せるのも政治」
▽日本ジャーナリスト協会での記者会見「20年以上に及ぶ経済政策の失敗が貧困を増大させた」
▽90分インタビュー(聞き手・藤田正)「私は首相になる!」など。
日本共産党の志位和夫委員長との共同会見の内容も重要だ。2人は(1)野党連合政権を作るために協力、(2)9条改憲に反対、(3)消費税増税の中止などを求める――の3点で合意した。山本さんは「野党側が手を組んで政権交代を一刻も早く進めるということを先に持ってくることが順序として正しい」と発言した。どうする立憲民主党よ!
臨増では、7月の参院選で当選した「れいわ新選組」の舩後靖彦さんと木村英子さんの2人の生の声も詳しく伝えている。
編集部名で発表した臨増の前書きは、副編集長の伊田浩之が書いた。安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を例に政治の私物化が進んでいると批判し、こう訴える。
「わたしたちの手に政治を取り戻すにはなにが必要なのか。山本太郎さんを好きな人も、嫌いな人も、そして無関心な人も、この臨時増刊号をぜひ手にとってください。そして一緒に考えましょう」
税込み定価800円。84ページ。予約殺到しています。2019年11月21日時点では、発売前にもかかわらずアマゾンの「文芸総合雑誌」部門でベストセラー1位です。どうぞお買い求めください。
(うえむら たかし・『週刊金曜日』発行人。2019年11月29日号)