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総理会見は虚偽じゃないか--追及!「桜」疑惑
片岡伸行|2020年1月28日3:19PM
「丁寧な説明をしていきたい」。疑惑が発覚するたびに繰り返しそう述べる安倍晋三首相だが、果たされた試しはない。今回の「桜」疑惑でも同じだ。「総理の発言は虚偽だ!」との声が地元から上がる。
〈日々、日本のため、山口のためにご奮闘いただいていることに敬意を表します。この度、さくらを見る会の件ではご心配でございます〉
国会で「桜」疑惑の追及が続いていた2019年12月中旬、首相である安倍晋三衆議院議員の地元(山口県4区、下関市・長門市)で、「『桜を見る会』問題の真実を求める下関・長門市民の会」(以下「市民の会」)が結成された。お膝元でこうした会ができるのは異例のことだ。現在の会員は約30人。立ち上げから約1週間後の12月25日、「市民の会」は冒頭の一文で始まる質問書を下関市の「安倍晋三事務所」に提出した。
回答期限は「1月7日正午」。〈貴事務所に受け取りにまいります〉。結果は後述するが、その前に質問内容を確認しておこう。