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「統合型リゾート産業展」にカジノ大手幹部来日
IR政策に高まる批判
新藤健一|2020年2月28日2:22PM
【カジノ幹部面会を認めた首相】
一方、安倍晋三首相はIRをめぐり、1月29日の参議院予算委員会で、17年2月の訪米時に米大手カジノ事業者と面会した事実を認めた。ワシントンの朝食会で14人の米企業幹部が参加。カジノ業界からは「ラスベガス・サンズ」「MGMリゾーツ・インターナショナル」「シーザーズ・エンターテインメント」のCEO(最高経営責任者)3人が出席した。「IRの(参入に関する)要請はなかった」(社民党の福島みずほ氏の質問に回答)。その1人「ラスベガス・サンズ」のジョージ・タナシェビッチ氏も講演し、「横浜は法規制やセーフガードなど多様なリスクに適切に対応することで、シンガポールがいい手本になる。その結果ギャンブル依存症はカジノ設置後に減少した」とIRの効用を語った。
(新藤健一・フォトジャーナリスト、2020年2月7日号)