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新型コロナ渦に必要な経済対策はこれだ
鷲尾香一|2020年5月31日11:32AM
大量失業に加えて就職氷河期の再来も
厚生労働省の調査によると、08年9月に発生した経済危機「リーマンショック」を受けて、08年度卒業で内定を取り消されたのは2143人だった。雇用環境は09年から急速に悪化し、10年の就職率は60・8%まで大きく落ち込んだ。この時期に大学を卒業した世代が“就職氷河期世代”と呼ばれている。
しかし今、すでに「内定を取り消された」という学生の声が多く聞かれている。新型コロナは“就職氷河期第2世代”を生み出す可能性が高い。
近年、自殺者数は減少が続いている。だが、02年のITバブル崩壊による不況では約3万5900人の失業者数が生まれ、翌03年に日本の自殺者のピークとなる3万4427人の自殺者が発生した。経済危機と自殺者には強い相関関係がある。
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