【タグ】♯検察庁法改正案に抗議します|北海道放送|北海道警|安倍晋三|検察庁法
ツイッターデモは民意を示す新しい方法
長谷川綾|2020年8月12日9:58AM
ツイッターデモ「♯検察庁法改正案に抗議します」を始め、1000万近いツイートで廃案につなげた笛美さんは、首都圏に住む30代の会社員だ。デモとは無縁だった彼女が声を上げるきっかけの一つが、北海道放送(HBC、TBS系列)のドキュメンタリー「ヤジと民主主義」をネットで見たことだった。
参院選で、安倍晋三首相の札幌街頭演説にヤジを飛ばした市民を、北海道警が強制排除した事件の番組だ。「ナチスを思い出した。排除がどんどん広がり、フェミニストの自分もいずれ排除されるんじゃないか。声を上げられるうちに上げないと」。危機感を抱きスマホを打った。
道警に排除されたソーシャルワーカー大杉雅栄さん(32歳)と当時北大4年だった女性(24歳)は、道に計660万円を求める国家賠償請求訴訟を札幌地裁に起こした。訴状などによると、昨年7月15日、大杉さんはJR札幌駅前で演説する首相から道路を挟んで約20メートル離れた歩道から「安倍やめろ」「帰れ」などと叫んだ。
直後、警官6、7人に両腕をつかまれ数十メートル移動させられるなど計4回、排除された。女性も広場で「増税反対」と声を上げたら、警官数人に体をつかまれて遠ざけられた。その後1時間半、警官につきまとわれた。
【タグ】♯検察庁法改正案に抗議します|北海道放送|北海道警|安倍晋三|検察庁法