医療「壊滅」に達した新型コロナ禍
榎本順一|2021年5月2日3:05PM
厚生労働省は今、後遺症に関してサンプルをとっていると説明する。今年3月末まで集計するのだと説明する厚労省への「後遺症の統計をとって終わり、では誰も救われない。その後、その統計をどう活かすのか?」との質問には回答がなかった。
壊滅状態にある医療体制の正常化へ向けた舵取りを、政府だけに任せられるだろうか。古今未曾有の事態となった今、あらゆる人に寄り添う柔軟な対策を講じるべく、与野党を越えて対応していくべきであることは言うまでもない。医療壊滅の「次のステージ」への移行だけは絶対に食い止めなければならない。
(榎本順一・参議院議員秘書。2021年3月12日号)
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