沖縄「遺骨眠る土砂で基地つくるな」に本土呼応
100超の地方議会が意見書
平野次郎|2021年11月8日3:17PM
本土側でも若者を中心に市民が沖縄の声に呼応した。大阪府茨木市の大学生、西尾慧吾さん(22歳)は「遺骨で基地をつくるな! 緊急アクション!」を立ち上げて抗議する一方、茨木市議会に陳情して6月議会で全会一致の意見書可決にこぎつけた。陳情を受けた茨木市議らも意見書可決を全国の地方議員に呼びかけた。西尾さんは「沖縄に押しつけている側だからこそ地元から問題解決の流れをつくりたいと思った。市民運動と地方議員との協働によって運動を広げていきたい」と話す。
(平野次郎・フリーライター、2021年11月5日号)