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こういうこと。

終わらない福島原発事故

内容紹介

広瀬隆が、魂を込めて語った講演録。
原発事故が起これば何も言うまい、話すまいと決めました。
でも現地の状況を聞き、矢も盾もたまらず、福島の子どもたちを救うために、お話しすることを決めました――。
〈目 次〉
まえがき 北村肇(『週刊金曜日』発行人)
第1章
広瀬隆 福島原発で起こっていること
東京・豊島公会堂での講演会より
福島の子どもたちを守りたい
事故は現在進行
大変な放射能が漏れ出ている
配管が破損している
津波の前に地震で壊れた
なぜ情報を隠すのか
「チェルノブイリの1割」報道
全原発とも「安全停止」不能
津波は「想定外」だったのか
デタラメ発表と受け売り報道
断層の上の原発群
世界が地震活動期に入っている
半径700キロの汚染範囲
生存可能性6%の恐怖
再臨界、再爆発の可能性
格納容器は持ちこたえられるか
放射能封じ込めはできない
放射線量のごまかし
体内被曝が癌細胞をつくる
消された良心的学者のあとに
3月13日には「レベル7」になっていた
海の汚染がはじまった
「水俣」の轍を踏むな
深刻な子どもの被爆
特に危険な3号機
染色体損傷で数年後に甲状腺癌発症
妊婦から胎児へ赤ちゃんへ
蓄積し続ける放射能
子どもたちよ! 「逃げろ」「避難しろ」
戦慄の発症予測数値
関東にも広がる放射線
濃縮していく生物サイクル
基準緩和のマジック
回遊する汚染海流
子どもはもう育てられないのか
放射能も停電もない社会はつくれる
第2章
鈴木千津子/山崎久隆(たんぽぽ舎) 食卓にしのびよる放射能
放射能測定にもとづく報告
第3章
成澤宗男(『週刊金曜日』編集部) 子どもたちを守りたい
福島のお母さんたちに聞く

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