貧困なる精神24集
「英語」という“差別” 「原発」という“犯罪” 米国に心も命も収奪された日本人
本多勝一
内容紹介
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」帝国主義と、原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載したものを所収。また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席した佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこには「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文字も・・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
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主な論考・対談:
「21世紀という表現は植民地根性ではないか」
「今や現代最大の?人種差別?となった『英語』」
「『英語』に叩頭して植民地化を進める日本人」
「世界共通語「エスペラント」の可能性」
「原爆を製造した良心的科学者の死に想う」
「俺も被曝したか、劣化ウラン弾」
「枯葉剤」というアメリカの巨大犯罪
「原発の恐ろしさが現実に」
「原発自体が?活断層?」
「『原発のための原発』再説」
「地震による原子炉大事故は予言されていた」
「説得力ある長編ルポは苛酷な現場取材と表裏」
「手?治虫先生が漫画の描き方を教えてくれた」
「石川真澄記者の遺言に寄せて」
「?不肖の弟子?として梅棹忠夫先生を偲ぶ」