『週刊金曜日』臨時増刊号
戦争への不服従
2015年9月14日号
内容紹介
9月14日発売
いまこそ平和を護るたたかいを!
多くの市民が反対の声を上げるなか、「戦争法案」は衆議院の強行採決を経て、参議院でも可決されようとしている。集団的自衛権を核心とする同法案は憲法9条違反であることは明白だ。国際社会の理想にも逆行する。日本を武力行使ができる「戦争をする国」に戻す狙いはなにか。沈黙の「戦争協力者」になることに抗い、本書はさまざまな原論人や表現者が結集する非戦のための統一戦線となった。緊急出版をし、世に問う。
〈主な内容〉
★グラビア「言うことを聞かせる番だ、俺たちが!」
写真・島崎ろでぃー 文・雨宮処凛
★〈対談〉高橋哲哉×辺見庸 「1★9★3★7」が予言する日本の戦争
★国際的な連帯へ 戦後史でも類例のない運動の広がり 中野晃一
デタラメ政権を待ち構える100万人デモと違憲訴訟 横田一
戦争法案と若者 西牟田靖+本誌取材班
歴代首相の集団的自衛権違憲論 成澤宗男
すべての元凶は「日米同盟」にあり 孫崎享
特需期待にほくそ笑む軍需産業 宮崎信行
〈対談〉 小林節×佐高信 安倍首相の採点結果は0点
〈座談会〉白川勝彦×宮崎学×佐高信 政教一致体制で個人の自由は二度死ぬ
二見伸明・元公明党副委員長に聞く 「世俗的利益は捨てて問題に向き合え」
石川健治・東京大学教授に聞く 戦争法制で日本から立憲主義がなくなる
天木直人インタビュー "ワシントンの威を借りる"外務省の歪な体質
坂田雅裕、宮崎礼壹・元内閣法制局長官インタビュー やっぱり集団的自衛権は違憲だ
菅原文太・最後の講演禄 「百姓はかつて生きることに積極的だった」その他
○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下さい。
※★以外のものは、本誌掲載記事の再録で構成しました。
※音訳版も発行します。