どこへ行くニッポンの民度 タレント知事がやってきた
タレント知事ほど、都道府県の役人にとって操りやすい人間はいないという声がある。行政に手腕はなく、いきなり東京のテレビ生活から地方に住み始めたタレント知事は、パフォーマンスと体面を保ってあげれば、官僚や議会に丸投げしてくれるからだ。多くの有権者はそのことに気づかず認知度イコール人気となって、彼らは当選してしまう。今回の特集は、宮崎県、大阪府、千葉県のタレント知事をとりあげる。まずは、3月29日に当選したものの、早くも公職選挙法と政治資金規正法に違反していたとして、刑事告発にまで発展した、“熱血”タレント、森田健作氏から。
■落選から得たのは二枚舌選挙術 千葉県 森田健作 「無所属」のはずが「自民党支援候補者」 本誌取材班■タレント知事論(1) ウケ狙いの政治の果て 辛 淑 玉■吉本流「いじめ笑い」? 大阪府 橋下徹 「関西州構想」は福祉切り捨て行政 二宮厚美■民意より役人優先か 宮崎県 東国原英夫 「脱土建改革者」は「国交省の代弁者」へ 横田一■タレント知事論(2) タレント化はたけし化であり小泉化 佐高信
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