クローン牛なんて食べたくない

世界初の体細胞クローン羊「ドリー」誕生後、世界中で体細胞クローン動物が続々と誕生している。そして人類はついに、クローン動物を食用にする段階にまで突入した。しかし体細胞クローンは科学的にわからない部分が多く、食用にした場合の安全性も不明。こんな状態なのに、日本では「食用として安全」論だけが進んでいる。このまま放置していたら、大変なことになる

■体細胞クローンとは何か 植田 武智■消費者に何のメリットもないクローン由来食品 山浦 康明日本では厚生労働省が、体細胞クローン家畜の食用にGOサインを出そうとしている。食としての安全性は大丈夫なのだろうか。消費者団体はクローン反対を表明すると同時に、クローン家畜を使った食品への表示の義務づけを求めている。■クローンが招く生命操作の時代 天笠 啓祐クローン技術が危ういのは、食としての安全性が不明ということだけでなく、人類がいまだかつて経験したことのない、壮絶な生命操作を可能とするものだからだ。生命への冒涜は、どこまで許されるのだろうか。

  • 裁判員制度が5月21日にスタート生い立ちや犯行動機を無視?まやかしの「裁判の民主化」に騙されるな 木附 千晶殺人や傷害致死など重大な事件を扱う刑事裁判に、五月二一日からいよいよ導入される裁判員制度。裁判に市民が参加することは司法に何をもたらすのか。司法の健全化や民意を反映させることにつながるのか。
  • 漫画家・萩尾 望都さんに聞くジェルミにも罪を犯さずにすむ選択はありましたか―― 
  • 関組長の国会ロビー活動入門国会を動かすための効果的な請願署名とは? 関義友そもそも国会に私たちの意見を反映させるにはどうすればいいか?古典的でありながら「有効」な方法のひとつが請願活動。国会ロビー活動歴8年の筆者が「国会を動かすための効果的な請願署名の方法」について解説する。
  • ”秋葉原の風雲児”佐々木ベジ氏のミニバブル不景気に積極買収する{救済主}の正体とは 小林由雄昨年来、外資系金融機関が日本から撤退して不動産バブルがはじけ、さらにサブプライムバブルもはじけて日本経済は不景気のまっただ中だ。そんな中、次々に企業や不動産を買収する{救済主}がいる。かつて「秋葉原の風雲児」といわれた佐々木ベジ氏である。
  • プレ・シングルママもシングルパパもほしい児童扶養手当 山秋 真母子家庭には経済支援、父子家庭には家事支援という国の政策は、男性を「主な稼ぎ手」とし、女性はその補助および家事を担うことを前提とした性別役割分担観に基づくものにほかならない。困窮する父子家庭が増加し、経済支援が必要なことは母子家庭と同様だ。また、離婚前の事実上の母子家庭には支援が届かないなど、単親世帯の抱える問題は多い。
  • 驚くべきナチスとの共通性人種主義国家・イスラエルの正体 童子丸 開国連における会議でイラン大統領の発言に対し、EU諸国の代表が途中退席して話題となった。だが、ナチスの被害者のように装いながら、ナチス以上の凶暴性・残忍性を発揮しているのがイスラエルという名の「ユダヤ・ファシスト」国家なのだ。
  • きんようぶんか廣瀬純の生の最小回路?複数の“持続”を同時に生きよ! 小津/ベルクソン/デ・ホーホ映画『お早よう』『物質と記憶』(全2巻)
  • 読み方注意隣国だけには威張りたい「親米右翼」の妄言録 成澤宗男『真・国防論』

購入

  • amazon
  • Fujisan
  • 楽天ブックス
  • セブンネットショッピング
  • 定期購読

ページトップに戻る