隠された本当の争点 東京都議選告示
■招致活動費は一五〇億円に膨らんだ やはり潤うのは電通だけ 「東京五輪招致」の壮大なごまかし 古川琢也衆議院解散総選挙の政治日程とともにつねに注目されてきた東京都議会議員選挙(七月一二日投開票)。国政選挙の{前哨戦}としての位置づけをよそに、石原都政の「私物化」への検証はなされていない。そのひとつが五輪招致問題だ。いまのところ表立った争点にはなっていないが、この「無謀な計画」に都民が払わされる負担はすでに少なくない額にのぼる。■開店休業の新銀行東京 「都営石原銀行」早くも公約違反 都政特別取材班民主党が大きな争点として位置づけるのが新銀行東京だ。いまや銀行の経営はボロボロ。同行を生み出した知事や都議たちはどのような責任をとるのか。■「過激性教育」を駆逐? 子どもの成長を妨げたいのか 木附千晶「日の丸・君が代」を利用し石原流教育「改革」が進められてきた東京都。まっとうな「性教育」を都議が潰しにかかるという{事件}すら起きた。有権者はどう判断するのか。
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