角栄、金丸、小沢 特捜部との30年戦争

小沢一郎民主党幹事長はなぜ、検察を異常に敵視するのか。それには政治家、特に小沢一郎が政治家の原点とする田中派の政治家と対峙してきた特捜部との激闘の歴史が関係しているのではないか――。小沢氏の周辺は逮捕者の屍だらけである。検察と自民党、そして小沢氏の権力に対する考え方を探る。(青木 理)■三井環元大阪高検公安部長が告発 裏金問題で自民党に弱みを握られた検察裏金問題を自民党に握られている検察は、政治事件をてがけることはできなくなった。といっても自民党の政治事件という意味だ――。元検察官が政治と検察の闇を明らかにする。■伊藤真弁護士・インタビュー 指揮権発動で違法捜査の監視を検事総長の国会同意人事をはじめ、検察が牛耳る法務行政にメスを入れようとする民主党。三権分立の観点から、国会と検察とはどんな関係が望ましいのか。

  • 70年代の光と影 1974セブンーイレブンから始まった利便性の果てに 斎藤貴男
  • だれもひとの代わりに闘うことはできないもう一つの「西成署暴行事件」 佐藤 万作子「大阪府警・西成署暴行事件」(本誌二〇〇八年七月四日号既報)の真相を、自分自身で確かめたいと現場に行き、まきこまれて逮捕された男性がいる。取り調べ警官からの暴行を訴えて、裁判を闘い続ける男性を支えるものは何か。
  • きんようぶんか 音楽特別寄稿 陽水以外の誰が……上野千鶴子 
  • 日本人の知らない朝鮮戦争今、掘り起こされる虐殺住民の遺骨 写真・文 小林 晃今年は朝鮮戦争勃発から六〇年。戦争は南北民衆に甚大な被害をもたらしたが、中でもようやく歴史に刻まれ始めたのが、時の韓国軍や警察による住民虐殺だ。韓国では、少しずつ遺骨の発掘が行なわれている。
  • 21世紀の石橋湛山を対談 佐高信 × 中島岳志  先の衆院選挙での歴史的な大敗。自民党は今、崩壊寸前だ。石橋湛山に代表される「保守リベラル」。自民党に少なからず存在した、その系譜は潰えてしまうのか、しまったのか……。両編集委員が語る。
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