新米軍基地はいらない
■土壇場で飛び出したのは「最悪の案」 地元の利権屋に乗せられた 民主党中枢の危うさ 渡辺 豪迷走を続ける米軍普天間飛行場移設問題は、沖縄本島中部の海域を埋め立て、恒久的な新基地建設を企図する「勝連沖案」というとんでもない案まで浮上した。地元に加え、連立を組む社民・国民新の猛反発を受けるに至って、ようやく「断念」との一部報道も出ているが、沖縄県民は怒りを通り越しあきれ果てている状況だ。「民主よ! ここまで沖縄のことがわかっていないのか」と――。◆キーパーソンに聞く 亀井静香・国民新党代表 辺野古沖合案は砂利利権だ■新里米吉・県議に聞く「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、 国外・県外移設を求める県民大会」実行委員会事務局長 沖縄の怒りを結集し、政府を動かす米軍普天間飛行場“移設” 問題をめぐり4月25日、沖縄県読谷村運動広場で「県民大会」が開かれる。10万人の結集を目指す新里米吉事務局長に聞く。◆キーパーソンに聞く 鈴木宗男・衆議院外務委員長 政治主導で「県外」を目指す■基地の島 グアムと沖縄 米軍再編「パッケージ」論にだまされてはいけない 山口 響グアム島の面積の約27%は米軍が保有している。この基地の島へ在日米海兵隊は移転する予定であり、普天間移設問題とは別に建設工事は進んでいる。だが、グアムでも反対の声が強まっていた。■”移設”を拒否した名護市をゆく 豊かな海で生きていこうと決意した 元容認派漁民 写真と文 尾崎 孝史普天間基地の移設先として名護市辺野古沖が浮上してから14年。移設反対の稲嶺進氏(民主、共産、社民、国民新、沖縄社会大衆、そうぞう推薦)が今年1月、名護市長に当選した。選挙直後から市民の意識には変化があらわれている。
- 追悼 井上ひさしさん山形、エスペラント、そして護憲
- 「日の丸・君が代」処分193人から4人に激減不起立ゼロにしたい都教委
- スマナ・バルア WHO(世界保健機関)医務官「金持ちより心持ち」医学生たちに響く“語り”
- “ハゲタカ”に立ち向かった日々自主営業・京品ホテル争議が解決
- X JAPAN・TOSHIを惑わせた?自己啓発セミナー?って何?
- 「日の丸・君が代」処分193人から4人に激減不起立ゼロにしたい都教委
- スマナ・バルア WHO(世界保健機関)医務官「金持ちより心持ち」医学生たちに響く“語り”