尖閣諸島 中国漁船衝突事件
■菅政権、対中外交の失敗 浦野 起央深いたくらみが中国にあったのか、それとも単なる偶発的な事故か。尖閣諸島海域で起きた海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突は、日本政府の下手すぎる対応によって、国際的な注目を浴びる「事件」となった。中国はなぜこんなにも強硬姿勢をとるのか、菅政権の過ちはどこにあるのか。一歩間違えば軍事的衝突に発展しかねない事件の真相に迫る。■米中覇権争いの当て馬か またも外交力のなさを曝した日本 霍見 芳浩尖閣諸島沖での中国漁船拿捕からの十数日に日本政府が見せた外交は、問題解決能力のなさだった。米国政府と中国政府のしたたかな戦略はなにか。日米の民主党にパイプを持つ識者はこう見る。■日中で戦争になった可能性も 石川 好■沖縄からみる尖閣諸島問題「米軍基地の強化と尖閣は関連しない」 滝本 匠
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