あなたの身元が丸裸 FREE[フリー]ビジネスの危うさ
フリー(無料)をウリにしたビジネスがインターネットを中心に隆盛だ。なかでもGoogle(グーグル)は検索、メール、カレンダー、地図、ニュース配信サービスなど、あらゆるものを無料で提供する。しかし「ただより高いものはない」との言葉通り、巧妙な儲けのしくみがそこにはある。
■グーグルは情報の覇者か 瀬下美和■検索履歴が美味しい商売に 谷村智康ベストセラーにもなった『FREE フリー』(クリス+アンダーソン著)にみられるように、「フリー」=「無料」をうたったサービスがネットを中心に急速に増えている。だが、タダほど高いモノはないといえそうだ。フリー・ビジネスのターゲットは私たちのプライバシーそのものだからである。◆ネットの利用履歴使った広告 総務省は規制せず◆ネットのいまがわかるキーワード10 作成=瀬下美和変化のスピードが速いネットの世界。携帯やネット環境の激動、新手のネットビジネスの手法など、いま注目度が高い10のキーワードを選んで紹介する。■インタビュー 東京電機大学出版局長 植村八潮さん 表現の自由の維持にはお金を払おうデジタル情報化が進む中で、「フリー」をどのように位置付けたらよいのか。紙とデジタルの情報はどのようにすみ分けるべきか。日本出版学会でのデジタル出版研究における中心メンバーの植村八潮さんに話を聞いた。
- 11・28沖縄知事選 再燃する普天間第三の候補を画策した下地幹郎氏ひどい言行不一致の裏にある本音
- 知っているようで知らなかったお米のはなし(5)「はじめちょろちょろ」で米を炊く
- 特定社会保険労務士・イナゲが教える不払いの残業代を取り戻せ! 上
- 萌えアートを斬る!カオス*ラウンジ現象にひしめく欲望と思惑
- 北朝鮮はいま2012年に向かって必死先軍政治を修正し党体制を整備
- 教育があぶない2010北海道 道教委が教職員の「密告」を奨励組合活動で初の処分者も
- 最高裁が「借金取り」になる!?司法修習生の給費制廃止の裏にあるものは